「長生炭鉱のピーヤ(旧長生炭鉱排気竪坑)に関する説明板についての要望」

ご賛同のお願い

 

 宇部市長ならびに教育長より、2017年9月6日付で下記の回答書を受けました。今後の対応を現在、長生炭鉱の水非常を歴史に刻む会運営委員会にて検討中です。

 今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。

提出先(事務局): Fax. 0836-21-8003

〒755-0031宇部市常盤町1-1-9緑橋教会内

chouseitankou@me.com

2017年3月24日

長生炭鉱の水非常を歴史に刻む会

呼びかけ人一同

【呼びかけ人】

賛同者募集は一旦中止しております!

安溪 遊地 (山口県立大学教授)

李 一 満 (東京朝鮮人強制連行真相調査団事務局長)

李 洋 秀 (船橋市)

宇都宮健児 (弁護士/元日本弁護士連合会会長)

呉 充 功 (映画監督)

小笠原正仁 (株式会社阿吽社代表取締役)

小野 政美 (元教員)

加藤 圭木 (一橋大学大学院社会学研究科専任講師)

兼崎  暉 (八幡製鐵元徴用工問題を考える会会員)

川瀬 俊治 (奈良・発掘する会事務局長)

川村 一之 (戦争被害調査会法を実現する市民会議事務局長/元新宿区議会議員)

北村めぐみ (広島宗教者平和協議会)

金 哲 秀 (東京朝鮮人強制連行真相調査団事務局次長)

金 尚 均 (龍谷大学法科大学院教授)

金 敏 寛 (弁護士)

金 英 丸 (民族問題研究所対外協力チーム長)

郡島 恒昭 (浄土真宗本願寺派(西本願寺)僧侶)

纐纈  厚 (山口大学名誉教授・東亜歴史文化学会会長)

小林 知子 (福岡教育大学教授)

小林 久公 (過去と現在を考えるネットワーク北海道代表)

坂井 俊樹 (東京学芸大学教授)

佐藤 信行 (在日大韓基督教会在日韓国人問題研究所(RAIK)所長)

佐野 通夫 (大学教員)

下嶌 義輔 (中津川市)

新藤  允 (東アジアの平和と友好を求める民衆の会事務担当)

徐 根 植 (兵庫朝鮮関係研究会代表)

空野 佳弘 (朝鮮人強例連行真相調査団日本人側全国連絡協議会事務局長)

髙實 康稔 (長崎在日朝鮮人の人権を守る会)

高橋  信 (名古屋三菱・朝鮮女子勤労挺身隊訴訟を支援する会 共同代表)

竹内 康人 (歴史研究者)

塚﨑 昌之 (在日朝鮮人運動史研究会関西部会)

寺尾 光身 (名古屋工業大学名誉教授)

戸島  昭 (北海道上川郡美瑛町)

殿平 善彦 (一乗寺住職)

中田 光信 (強制動員真相究明ネットワーク事務局長)

西澤  清 (東京朝鮮人強制連行真相調査団代表/日本退職教職員協議会会長)

野口千恵子 (日本軍「慰安婦」問題解決のために行動する会・北九州)

花房恵美子 (福岡市)

飛田 雄一 (神戸学生青年センター館長)

平田 厚志 (徳證寺住職)

福林  徹 (亀岡市)

古川 雅基 (在韓軍人軍属裁判の要求実現を支援する会)

堀江 節子 (富山市)

御園生光治 (在韓軍人軍属裁判の要求実現を支援する会)

矢野 秀喜 (強制連行・企業責任追及裁判全国ネットワーク事務局長)

大和裕美子 (九州共立大学講師)

山本 晴太 (弁護士)

山本 直好 (日本製鉄元徴用工裁判を支援する会事務局長)

渡辺 美奈 (アクティブ・ミュージアム「女たちの戦争と平和資料館」(wam)事務局長)

 

 

2017年6月30日

宇部市長    久保田后子 様

宇部市議会議長 重枝 尚治 様

宇部市教育委員会

    教育長 野口 政吾 様

 

長生炭鉱の水非常を歴史に刻む会

共同代表 井上洋子・内岡貞雄・木村道江

〒755-0031 宇部市常盤町一丁目1-9

Tel&Fax 0836-21-8003

 

長生炭鉱のピーヤ(旧長生炭鉱排気竪坑)に関する説明板についての要望

 

 日頃より市民の文化・教育向上のためにご尽力くださり感謝いたします。

 さて、宇部市は、当会が20年来にわたり設置を要望してきた長生炭鉱ピーヤに関する説明板を、約4年前に「長生炭鉱と石炭産業」と題して漸く製作し、2013年7月19日に設置予定の運びとしました。

 しかしながら、その直前に記載の説明文を示された当会は、このままの設置は看過できないと判断し、設置延期を要請し、以降、未設置のまま今日に及んでおります。当会が設置延期を要請した理由は、そこに記されていた説明文に到底看過できない問題があるからです。

 製作以前から当会は、こうしたことがないように、宇部市ならびに宇部市教育委員会には注意を喚起し、文案も提示してきましたが、制作された説明文が現したことは、残念ながら、宇部市ならびに宇部市教育委員会は、当会の言葉に殆ど耳を傾けて下さっていなかったということです。

 その後も当会は、説明文の問題点を幾度となく指摘および説明すると共に、修正のための妥協案を示してもきました。しかしながら宇部市ならびに宇部市教育委員会は、これも聞き入れることなく、未だ設置延期が継続している次第です。

 そこでこの度、改めて以下に、主要な問題点を説明した上で、説明文の修正を要望します。

 

1.史実と異なっていること

 私たちが特に問題とするのは、説明文の最後の段落です。次のように記されています。

 

 周辺では新浦炭鉱(大正8年開鉱)や常盤炭鉱(昭和22年開鉱)などでも石炭の採掘が行われていました。石炭は郷土の産業経済だけでなく、国のエネルギー政策を支えてきました。私たちは先人たちの命をかけた炭鉱への思いを未来へと継承していかなければなりません。

 

 説明板はピーヤの見える場所に設置されるもので、上記の文章の前には、長生炭鉱水没事故犠牲者に関する記述があり、当然、説明板を読む人たちは「先人たちの命をかけた炭鉱への思い」を、長生炭鉱犠牲者と重ね合わせることになります。

 しかしながら、水没事故犠牲者の大半は朝鮮半島出身者であり、強制的に連れてこられた人々、あるいは農耕地を失いやむなく渡航した人々です。そうした人々が、積極的に炭鉱に「命をかけた」事実はありません。従って説明文は、犠牲者の想いや願いを歪曲したものといわざるを得ないのです。

 

2.犠牲者遺族を再び傷つけること

 もし犠牲者の遺族が、このままの説明文を目にしたならば、過去の悼みに加えて、新たな痛みを負わせられてしまいます。故に、駐広島大韓民国総領事館も、説明文を容認できないとしている訳です。

 

3.侵略戦争の肯定を連想させること

 更に指摘の部分には、「石炭は郷土の産業経済だけでなく、国のエネルギー政策を支えてきました」とある訳ですが、当時の国策とは、帝国主義と侵略戦争に他なりません。それを「未来へと継承していかなければなりません」というのは、所謂、歴史修正主義的歴史観を呈していると言わざるを得ず、これまでの日本国政府見解とも乖離しています。

 また、説明文は、強制連行や強制労働の史実に全く触れていませんが、長生炭鉱とは正にそれであったことは周知の事実です。従って、この説明文では、設置者である宇部市が、歴史の真実に向き合うことにおいて不誠実であることを現していると解されることは十分予想されることです。

 

 以上、改めて、宇部市教育委員会が作成した「長生炭鉱と石炭産業」の説明板の問題点について説明しました。

 別紙に改めて修正説明文案を提示申しますので、どうかこれを踏まえて下さり、説明板を修正の上、設置されることを要望します。

以上

 

【賛同者】(五十音順)

青木  茂 (平和を考え行動する会)

上里 恵子 (市民)

麻野 他郎 (元公立中学校教員)

浅野 容子 (阿武郡阿武町)

安溪 遊地 (山口県立大学非常勤職員)

庵逧 由香 (立命館大学教授)

安藤 公門 (宇部市錦町)

李 一 満 (東京朝鮮人強制連行真相調査団事務局長)

李 洋 秀 (船橋市)

池永記代美 (ドイツ、ベルリン市)

石川 治子 (カトリック修道女)

石田 耕一 (宇部市居能町)

伊藤 陽一 (法政大学名誉教授)

井上 孝彦 (精神保健福祉士)

井上 博之 (看護師)

岩瀬 三郎 (混声合唱組曲「悪魔の飽食」をうたう東京合唱団 団長)

岩本 乾治 (筑紫郡那珂川町)

上西 創造 (「キリスト者・九条の会」北九州会長・「イラク判決を活かす会」代表)

宇都宮健児 (弁護士/元日本弁護士連合会会長)

占部 哲生 (強制連行を考える会代表)

江口 昌樹 (敬和学園大学非常勤講師)

呉 充 功 (映画監督)

大久保雅子 (山口市中尾)

大島  新 (関西外国語大学名誉教授、高知大学名誉教授)

大菅  新 (京都市西京区)

大住 広人 (北大生宮澤弘幸スパイ冤罪事件の真相を広める会)

太田  勝 (カトリック司祭(福音の小さい兄弟会))

大谷 正穂 (下関市)

大橋 利光 (大学院生)

大原美和子 (尼崎市)

大原 洋子 (宇部市出身)

岡崎 絹江 (宇部市東岐波)

小笠原正仁 (株式会社阿吽社代表取締役)

岡野 文彦 (会社員)

岡本 朝也 (未来のための歴史パネル展)

小野 政美 (元教員)

折口 晴夫 (現代を問う会)

垣内 純子 (大阪市住吉区)

梶村 道子 (ドイツ、ベルリン市)

勝部 尚子 (高校教員)

加藤 圭木 (一橋大学大学院社会学研究科専任講師)

兼崎  暉 (八幡製鐵元徴用工問題を考える会会員)

加納  誠 (日本基督教団宇部緑橋教会客員)

神谷 丹路 (西東京市中町)

川瀬 俊治 (奈良・発掘する会事務局長)

川村 一之 (戦争被害調査会法を実現する市民会議事務局長/元新宿区議会議員)

姜 潤 華 (下関細江町)

北村めぐみ (広島宗教者平和協議会)

金 哲 秀 (東京朝鮮人強制連行真相調査団事務局次長)

金 尚 均 (龍谷大学法科大学院教授)

金 信 鏞 (一般社団法人神戸コリア教育文化センター代表理事)

金 順 子 (韓国伝統舞踏家)

金 敏 寛 (弁護士)

金 英 丸 (民族問題研究所対外協力チーム長)

清重 伸之 (画家)

吉栁 順一 (NPO法人国際交流広場無窮花堂友好親善の会 理事長)

くじゅう のりこ (平和といのち・イグナチオ9条の会)

久保谷眞子 (立川市錦町)

琴 基 徹 (「月刊イオ」編集長)

栗原  健 (宮城学院女子大学准教授)

鍬野 保雄 (日本とコリアを結ぶ会・下関代表)

郡島 恒昭 (浄土真宗本願寺派(西本願寺)僧侶)

纐纈  厚 (山口大学名誉教授・東亜歴史文化学会会長)

香渡 清則 (芸備近現代史研究会事務局長)

國分 賢司 (防府市栄町)

小西 和治 (大学教員)

小林  晃 (キリスト者遺族の会)

小林 知子 (福岡教育大学教授)

小林 久公 (過去と現在を考えるネットワーク北海道代表)

小林 雄二 (周南市議会議員)

古和田扶美 (宇部市民)

近藤 富男 (宝塚市)

斉藤彦四郎 (山口市陶)

斉藤美代子 (山口市黒川)

坂井 俊樹 (東京学芸大学名誉教授)

坂本 龍雄 (中京大学スポーツ科学部教授)

佐藤 信行 (在日大韓基督教会在日韓国人問題研究所(RAIK)所長)

佐野 通夫 (大学教員)

柴  洋子 (台湾の元「慰安婦」裁判を支援する会)

柴崎 温子 (豊島区池袋本町)

渋江 理香 (JOCS関西事務局職員)

島村 教子 (大阪市生野区)

清水 秀夫 (宇部市川添)

下嶌 義輔 (中津川市)

新藤  允 (東アジアの平和と友好を求める民衆の会事務担当)

末次かず子 (ドイツ、ベルリン市)

杉本 泰郎 (岡山市中区平井)

鈴木  澂 (日本基督教団下関西教会牧師)

須原 志保 (山口市陶)

徐 根 植 (兵庫朝鮮関係研究会代表)

空野 佳弘 (朝鮮人強例連行真相調査団日本人側全国連絡協議会事務局長)

大門 理恵 (豊川市)

髙實 康稔 (長崎在日朝鮮人の人権を守る会)

高田  香 (NPO ターラ The House for XX(未来永劫母であることを望む女性たちのための家))

高橋  信 (名古屋三菱・朝鮮女子勤労挺身隊訴訟を支援する会 共同代表)

高松 牧人 (牧師)

竹内 康人 (歴史研究者)

武永 佳子 (宇部市野中)

田崎 敏孝 (台湾台北市)

田村 尚子 (江戸川区)

崔 善 愛 (ピアニスト)

蔡   孝 (名古屋市千種区)

朱 文 洪 (在日大韓基督西南地方会社会部長)

趙 益 秀 (無職)

趙 泰 敬 (大阪市)

塚﨑 昌之 (在日朝鮮人運動史研究会関西部会)

塚田  勲 (東久留米の教科書を考える会)

塚田 惠子 (東久留米の教科書を考える会)

津田 浩幸 (山口市宮野)

津田みちよ (山口市宮野)

寺尾 光身 (名古屋工業大学名誉教授)

寺中 千尋 (被爆二世の会)

寺中 正樹 (被爆二世の会)

都  相太 (NPO法人三千里鐵道理事長)

都 裕 史 (コリア国際学園校長)

徳宮  峻 (閏月社代表)

戸島  昭 (北海道上川郡美瑛町)

殿平 善彦 (一乗寺住職)

止原 夏樹 (萩市土原)

鳥家 治彦 (山口県退教協役員、活憲共同代表)

中島 清志 (益田市)

中嶋 光雄 (山口県議会議員)

中田 光信 (強制動員真相究明ネットワーク事務局長)

中村 鈴枝 (山口県医療労働組合連合会 書記長)

七尾 寿子 (植村裁判を支える市民の会事務局)

南里 元昭 (札幌市白石区菊水二条)

西岡由紀夫 (ピースリンク広島・呉・岩国(広島県呉市))

西澤  清 (東京朝鮮人強制連行真相調査団代表/日本退職教職員協議会会長)

西中誠一郎 (ジャーナリスト)

西村  章 (宇部市東岐波)

西村由美子 (wam運営委員)

丹羽 雅代 (国分寺市本町)

根岸 正和 (北大生・宮澤弘幸スパイ冤罪事件の真相を広める会)

野口千恵子 (日本軍「慰安婦」問題解決のために行動する会・北九州)

ノリス恵美 (ドイツ ベルリン市)

朴 愛 子 (東大阪市太平寺)

朴 福 美 (語学講師)

長谷川存古 (関西大学名誉教授)

花房恵美子 (福岡市)

原 よしえ (山口市阿知須)

番園 寛也 (一橋大学大学院生)

東島 勇人 (日本基督教団兵庫松本通教会牧師)

飛田 雄一 (神戸学生青年センター館長)

卞 定 芳 (労働者)

平田 厚志 (徳證寺住職)

福島  清 (北大生・宮澤弘幸「スパイ冤罪事件」の真相を広める会・事務局)

福林  徹 (亀岡市)

藤井 郁子 (憲法を活かす市民の会・やまぐち共同代表)

藤井幸之助 (猪飼野セッパラム文庫主宰)

藤井 理嘉 (市民)

藤本 明美 (主婦)

藤本 敏明 (周南市河内町)

古川 雅基 (在韓軍人軍属裁判の要求実現を支援する会)

許 光 茂 (強制動員&平和研究会研究委員)

星山 京子 (キリスト教事業所連帯合同労組執行委員長)

堀江 節子 (富山市)

洪 浩 秀 (中学校教員)

本庄 十喜 (北海道教育大学准教授)

マガフ範子 (助産師)

牧田真由美 (東京都)

牧野 邦久 (日本基督教団隠退教師)

馬嶋 英子 (下関市)

増田 博光 (松戸市小金きよしヶ丘)

松井かつみ (宇部市上条)

松井 敏男 (宇部市上条)

松江 和男 (岩国市錦町)

真鍋みどり (宇部市西宇部)

三浦  翠 (周南市須々万)

三上 幸子 (市民)

御園生光治 (在韓軍人軍属裁判の要求実現を支援する会)

三谷 順子 (尼崎市)

御手洗文良 (宇部市大小路)

三宅 冬樹 (県立学校講師)

宮崎 一美 (山陽小野田市有帆)

宮下 純子 (宇部市小串)

宮田 幸好 (宇部市厚南)

宮本 輝男 (宇部市議会議員)

向山 征哉 (元出版労連副委員長)

村上 竜司 (山口市吉敷)

村田 友裕 (大船渡市大船渡町)

村田 泰美 (大学教員)

室田 卓雄 (伊丹市)

森  法房 (人間いきいき研究会世話人)

矢野 秀喜 (強制連行・企業責任追及裁判全国ネットワーク事務局長)

山下 隆夫 (下関市議会議員)

山田  誠 (周南市呼坂)

大和裕美子 (九州共立大学講師)

山野井孝有 (千葉市若葉区桜木)

山本 晴太 (弁護士)

山本 直好 (日本製鉄元徴用工裁判を支援する会事務局長)

山本 伸夫 (札幌市豊平区)

梁 東 淑 (HangYang University)

油谷 良清 (北海道民)

𠮷田  昭 (アスネット高槻)

吉鶴  猛 (周南市土井)

芳野 健二 (杉並区南荻窪)

渡辺 美奈 (アクティブ・ミュージアム「女たちの戦争と平和資料館」(wam)事務局長)

 

以上197名 (2017年6月15日現在)

【2013年に宇部市が作成した説明文】

長生炭鉱と石炭産業

 宇部市は石炭によって発展してきました。石炭は黒ダイヤと呼ばれ多くの利益をもたらしてきました。一方で、地下や海底で作業を行う炭鉱では、事故により、多くの犠牲者を出してきた歴史があります。

 長生炭鉱は大正三年(一九一四年)に開鉱された海底炭鉱で、最盛期には炭鉱内外で約千名の人が働き、年間約一六万トンの石炭を出炭していました。昭和一七年(一九四二年)二月三日、本坑口から約一キロメートルの坑道内で異常出水し、坑内で働いていた一三六名の朝鮮半島出身者を含む一八三名が犠牲になりました。

 眼前の海中に立つコンクリートの円柱二基はピーヤ(坑)と呼ばれる、坑道内の換気のための竪坑で、当時の長生炭鉱の名残りを今に伝えています。

 周辺では新浦炭鉱(大正八年開鉱)や常盤炭鉱(昭和二二年開鉱)などでも石炭の採掘が行われていました。石炭は郷土の産業経済だけでなく、国のエネルギー政策を支えてきました。私たちは先人たちの命をかけた炭鉱への思いを未来へと継承していかなければなりません。

   平成二五年(二〇一三年)七月    宇 部 市

 

【修正案】

海に沈んだ長生炭鉱

 目の前の海から突き出ている二本のピーヤ(排気・排水竪坑)は、昔、ここに長生炭鉱という海底炭鉱があった名残です。

 長生炭鉱は1914年(大正3年)に開鉱された海底炭鉱で、最盛期には炭鉱内外で約千名の人が働き、年間約16万トンを出炭していました。1942年(昭和17年)2月3日午前9時ごろ、本坑口から約1キロメートル沖合において海水が坑道に流入し、水没事故(水非常)が起こりました。

 この事故で183人もの労働者が犠牲となりました。そのうち136人は、日本の植民地時代に朝鮮半島から強制的に連行された朝鮮人労働者でした。犠牲者は一人として遺体を引き上げられることはなく、未だに冷たい海に眠っています。

 1982年には、地元有志によって「殉難者之碑」が、2013年には、地元市民団体「長生炭鉱の水非常を歴史に刻む会」によって「犠牲者追悼碑」が、建立されました。また、西光寺には、当時作成された犠牲者の位牌が保存されています。

       2017年 月   宇部市

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「長生炭鉱の水非常を歴史に刻む会」HP  事務局HP

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